「捨てられた子供たち」の母 朴英淑さんの涙
駐韓オーストラリア大使館の朴英淑(パク・ヨンスク/47)文化広報室長の頬に涙が流れた。
「里親(Foster)運動」に話題が移ってからだった。
外交街でも「顔が広い」ことで有名な朴さんは「里親協会」の会長としても世間に広くその名を知られている。
朴さんは「もっと早くこの仕事から手を引くべきだったのに」と涙ぐんだ。
「捨てられた子供たちを孤児院に送らず、家庭で育てる『里親運動』を始めた時、各界の関係者が『素晴らしい趣旨』と賛成しました。協力者も顧問団、諮問委員団、広報実行委員など100人を超えました。でも、結局、名前を登録しただけで終わりでした」。
「実際に援助を受けたことはありません。ほとんど人が後援金を一銭も寄付しませんでした。協会を設立してから8年間、1人で死に物狂いになって頑張りました。毎月、給料と印税による収入などをすべてここに注ぎ込みましたが、1人でできることではありませんでした」
(略)
「里親運動はマスコミに注目されました。孤児の輸出国という悪名を被りながらも、ルームサロン(個室のあるクラブ)では1晩に200~300万ウォンも使う韓国社会に警鐘をならすことができると思いました」。
「しかしマスコミに扱われたことによって後援者が増えるのではなく、『里親協会』に子供を捨てようとする親の数が増えただけでした」
(略)
朴さんは涙まみれの顔で「最初から韓国社会でこのような事を始めたのが間違いだったのでしょうか?」とつぶやいた。
崔普植記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/12/06/20021206000043.html
間違いです。
韓国では弱者の保護をするような心優しい人間は生きていけません。。。(T∀T)