全国の私娼窟69カ所、06年から閉鎖
早ければ06年から、弥阿里(ミアリ)の「テキサス村」など全国69カ所の私娼窟が段階的に閉鎖される。また、売春をあっ旋する業者の業種転換を誘導し、売春女性の自立を支援する総合策も講じられる。
法務部・康錦実(カン・クムシル)長官、女性部・池銀姫(チ・ウンヒ)長官、警察庁・崔圻文(チェ・キムン)庁長は、31日、記者会見し、売春産業の予防と取り締まり、処罰、被害者保護策を盛り込んだ「売春防止の総合策」を発表した。
そのため、来年に、私娼窟地域対策作りに向けた特別法の制定が進められる。特別法には、私娼窟の閉鎖に先立ち、売春業者に専業を誘導するための猶予期間が明示され、業者への取り締まり、私娼窟閉鎖に向けた電力供給の中止、断水など行政措置に関する内容が含まれる予定だ。
総合策は、また、風俗店などで兼業の形で行われている売春行為を根絶するため、警察と地方自治体を中心に、特別取り締まりを常時実施するとしている。
推算によると、02年現在、売春をあっ旋する宿泊・飲食店は、全国で約8万カ所にのぼり、そこの売春女性は約24万人とされる。政府は、これら業者が売春をあっ旋、犯罪行為による収益を得る場合、全額没収または追徴する、と発表した。
ムン・ギョンラン女性専門記者 < moonk21@joongang.co.kr >
誰が2006年まで、彼女たちを強制させていますか?
|