韓国政府は、1900年の大韓帝国勅令41号の土台とも言える、1899年作成の大韓全図に記載されてるこの部分が現在の鬱陵島と竹島（独島）だと主張してる。
鬱陵島と竹島（独島）が並ぶように描かれてるが、当時は地図の精度が悪かったので問題無いと主張！

しかし、この地理的誤差は一体・・・緯度経度入りの地図では致命的だ。

それに鬱陵島の位置、周辺の小島の位置も正確に把握してるとは言いがたい。
そのような状況の下、どうして竹島（独島）の位置を把握出来るのか全く理解に苦しむ。
大韓帝国が竹島（独島）の位置を正確に把握してたとの主張には甚だ疑問を感じざるを得ない。

現在の鬱陵島、ん？待てよ、鬱陵島は1つの島だけでは無いらしい・・

鬱陵島には小島が付属していた！2つの衛星写真は同じ縮尺だ・・竹島（独島）は複数の小島から成っているので少し大きく見える

それに竹島（独島）は大韓全図から、思いっきりはみ出してます・・

結論を言うと大韓全図においては、製作過程において、竹島（独島）は認識されてなかった、よって翌年公示された大韓帝国勅令41号を発した時、現在の竹島（独島）の位置を把握出来て無かった可能性が極めて高い。領土編入に関する法令は先に実体把握した上で無いと、何処までが効力を及ぶ範囲か特定出来無い。前年に大韓全図が作成されたのは、勅令を出す準備段階であると考えると解りやすい。
従って、実体把握がされて無い、現在の竹島（独島）に対して、大韓帝国勅令41号は何の効力も及ばない、と考えるのが普通である。