歴史歪曲論難 韓国語版販売中止
文学トンネ(出版社) 「著者の父親疑惑が解消されるまで出刊と販売中止」
ハンギョレ新聞 2007-01-24 http://www.hani.co.kr/arti/culture/book/186353.html
日系アメリカ作家の小説『ヨーコ物語』を出した出版社文学トンネが 24日この本の韓国語版販売を中止することを決めた。ヨーコ・カワシマ・ワトキンスが書いた『ヨーコ物語』はアメリカ中学課程の読み取り教材に使われているが、日帝の殖民支配と解放前後の時期の韓半島状況を歪曲したと言って在米韓人社会で教材採択反対運動( 1月18日分 9面)が起っている。
文学トンネ(代表カン・テヒョン)はこの日報道資料を出して「一部言論が最近申し立てた疑惑どおり、著者の父親が 731部隊の高位幹部だったら、著者の父親の行績に関した沈黙や歪曲は自伝小説で許容される小説的変容の限度を越すこととしか見られない」「著者の父親に対するすべての疑惑が解消されるまでこの本の出刊と販売を中止することに決めた」と明らかにした。文学トンネは「戦犯の娘が書いた本なので問題という意味ではなく、著者が父親の行績を明確にしないとか、または意図的に隠蔽したまま小説を書いたら、それは自伝小説を標榜するこの作品の真実性と信頼性を大きく損傷する行為と判断するから」と説明した。(後略)
著者の父親の職業が小説の内容にどれほど重要なのか?
かりに著者の父親が731部隊の幹部だったとしても、著者が見聞した事を否定する根拠になるのか?
やはり韓国は面白い国だ。