近所の小学生たちが車から現金15万ウォン(約1万9000円)を盗んだことを知った中学生3人が、これを注意するという理由で暴行を加えた後、残りの現金を奪うという事件が発生した。
光州西部警察署は21日、宅配の車から現金15万ウォンを盗んだA君(13)=小学6年=ら小学生3人と、盗んだ現金を強制的に奪い取ったB君(15)=中学3年=ら中学生3人など、計9人を特殊窃盗容疑で逮捕し、現在取り調べを行っている。
A君は19日午後1時ごろ、光州光山区松亭洞の某マンションの駐車場に駐車されていたキム某さん(34)の宅配トラックに忍び込み、現金15万ウォンを盗んで逃げた。
A君らはこの後、盗んだ現金で光州西区花亭洞のにあるネットカフェでゲームをしていたが、この事実を知った顔見知りの先輩B君が20日午前3時ごろA君らのところにやって来て、「泥棒はするな」と暴力を振るった後、残りの現金6万6000ウォンを奪っていった。
A君は3‐4時間後、ほかの先輩のC君(18)ら3人のところへ行き、暴行された事実を伝えると、C君らは現金を取り戻すためB君を訪ねた。しかしB君が携帯電話で警察に「暴行されている」と通報、現場に駆け付けた警官によって全員が検挙された。
警察の関係者は「この子たちは普段から頻繁に家出をしている子どもたちで、顔見知りの関係だったことが確認された。先輩の立場から後輩に注意するのはよいが、注意のためだといって現金まで奪い取るのは行き過ぎ」と話した。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/22/20070122000043.html
すばらしく韓国らしい事件・・・ |